ずいぶんとご報告が遅くなりましたが、11月13日深夜~15日深夜までの旅程でH.S.A協会浜松支部・見でけらっせん気仙!・食器支縁プロジェクトの合同企画バスによる旅をしてまいりました。
11月13日深夜浜松市を出発!
車中泊で朝を向かえまずは気仙沼市に入りました・・・・

気仙沼の仮設店舗

被災されて再起した「おさかな市場」
気仙沼では仮設店舗でコミュニティカフェをオープンさせようと頑張っていらっしゃる吉田美夏さんに案内をお願いしました。
彼女も被災し仮設住宅暮らし・・・でもとても明るく元気な方でした。どうもありがとうございます!
宮城県は復旧が遅れていると言う情報は聞いていましたが、打ち上げられている船や残された建物の数が多いように感じまし
た。

理容店ポパイオーナーの金野(こんの)さん

説明をしてくださる陸前高田市役所職員の佐藤彰さん
続いて岩手県陸前高田市に入り被災状況の視察です。
まずは月山神社の荒木奏子さんのもとに預けてあった食器を受け取りにうかがいました。
神社の近所で少しお話をうかがいましたが、移動の時間も迫ったことで休憩場所の竹駒のマイヤまでお付き合い願いました。
休憩場所では陸前高田副市の久保田崇副市長、以前理容道具を支援させていただいた「理容ポパイ」オーナーの金野さん、そして荒木奏子さんと続々とゲストが登場しマイクを持ってお話をしていただきました。

大船渡魚市場の視察

水揚げされたばかりのサンマ
次は大船渡市へ向かいます。
まずは大船渡魚市場で被災状況とこれからの動きなどについてうかがいました。
次に大船渡駅周辺の被災状況視察
地元の浜田さんと下舘さんにもご協力いただいて被災前の街の姿との対比をしていただき津波の威力を感じていただきました。
このときは満潮のタイミングだったことから地盤沈下の影響での道路冠水に追われながらの視察となりましたが参加者の皆さまには現状の課題の深刻さが伝わったことと思います。
夜は市役所職員さんや市民を交えた交流会を開催♪
参加者の皆さまは現地の方々が元気な様子に驚いたようですが皆は前を向いて動き出しています、現地で元気を失うのは初めて状況を目の当たりにした方々です。
今回見たこと感じたことを周りの皆さんに伝えていただきたい、そして被災地に行って実際に体感していただきたいと思っています。自分にできることはきっと見つかります

たくさん集まった食器の一部

食器配布会の様子
翌日は再起される飲食店向けの食器配布会
会場は宿泊でも利用させていただいたフレアイランド尾崎岬♪
今回は無理を言って多目的室や広場を貸していただきました。
屋台村組合、商工会議所、市役所などに広報をお願いしたことでたくさんの方々に来ていただきました。
大船渡屋台村は12月20日、夢商店街飲食部門は年末から年明けにかけてオープンします!ご支縁いただいた食器類は各お店で大活躍いたします。
感謝のご挨拶とご報告
たくさんの食器を支縁してくださった皆さまありがとうございます。
これらの食器は大船渡屋台村、おおふなと夢商店街、陸前高田市で再起される飲食店の皆さまにお届けすることができました。また、配送支縁金として頂戴した浄財10,000円は移送トラックの燃料代とボランティアバスの運賃の一部に充てさせて頂きました。ありがとうございました。