津波から命の守るには避難あるのみ! プラザの会講演

津波から命の守るには避難あるのみ! プラザの会講演



津波から命の守るには避難あるのみ!
~避難しやすい住環境作りを考える~


昨年夏、内閣府が設置した「南海トラフの巨大地震モデル検討会」において南海トラフ型大地震での浜松市南区及び西区の最大震度7、津波波高14~16m、津波到達時間5~7分と言う想定が出されました。
この数字を聞いて愕然とされた方が多いことでしょうが、これはあくまでも机上での想定でありこれ以上もあり得ます。

静岡県で危惧されている南海トラフ型や東海地震と東日本大震災との決定的違いは地震(本震)から津波襲来までの時間です。
東日本大震災では30分程度ありましたが、静岡県では数分しかありません・・・・・
震度も大きく揺れている時間も長いことが予想されるため、揺れている最中に津波襲来!と言うことも考えられます。

被害想定についてはこちらが分かりやすいです

この状況を把握したとして、個人レベルで考えると、

危険なのは承知していても移転や転居はできないし・・・・
高価な耐震工事も無理だぁ・・・・


と解決に向けて行動できない事実と直面すると

いつ来るのかわからないのでまあいいや・・・・
そもそも大きな地震なんて来ないかもしれない・・・・
来たら来たで何とかなるでしょ・・・・

このように不安に苛まれる心理のバランスをとるため、自分にとって都合の良い理由付けをして「あきらめ」や「思考停止」に近い感情に陥りがちで、この状況を心理学的に「認知的不協和」といいます。
認知的不協和についてはこのサイトでの解説が分かりやすいです


今回の企画では30分ほどに編集した被災地の映像と画像をご覧いただいたあと、認知的不協和や避難を遅らせる要因となる正常性バイアスなどを紹介、住宅内での地震対策や浜松市の補助金などについては一級建築士の小林氏が解説します。
基礎から手を入れる耐震工事はどうしても高価になりがちですが、家具・家電の配置や固定、寝室の移動、寝る向きを変えるだけでも地震での怪我を防ぐ効果があります。
「今できることをできる範囲で動く」ことがあなたや家族の命を守る防災意識の高揚と継続につながるのです。

行政は津波避難ビルの指定や避難タワーの建設などハード面の整備を急いでいますが、いざそのときに活用できなければ意味がありません。地震・津波対策室では地震の激しい揺れで怪我をしないで家から外へ出て1秒でも早く避難できる住環境整備が重要と考えています。
当日はご希望により個別相談も承ります。


日 時:平成25年1月18日(金) 午前の部10:00~11:30 午後の部13:00~14:30 ※内容は同じです

会 場:ゆめ応援プラザ 浜松市西区入野町16102-9 アクセスはこちら

参加費:無料

講 師:地震・津波対策室 代表幹事 松井伸行(災害被災地支縁団体えにしのざ 幹事)
http://jishintsunamitaisaku.hamazo.tv/
http://enishinoza.hamazo.tv/
http://benriya-enishi.com/

協 力:千年杉建築事務所 一級建築士 小林正幸氏
http://www.1000nensugi.com/

主 催:ゆめ応援プラザ
http://yume-plaza.com/index.html


特にお申し込みは不要ですが、お問い合わせは「ゆめ応援プラザさん 053-448-1723」まで

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